用途

• 各種酸·アルカリ排水の中和処理
• 酸化剤による失活やその酸化剤の還元中和
• 有毒な六価クロムの還元処理
• 各凝集工程でのpH調整
• 雨水排水の中和
• 排水処理、最終工程でのpH調整
• 酸性井水の前処理中和
• ボイラードレン水のpH調整

排水中に分散した粒子や溶存する重金属などの析出物を凝集しそのフロックを粗大化させ沈殿分離除去する。

用途

• 各種製造排水処理、濁水処理
• 無機排水の凝集分離
• 有機排水の凝集分離
• 工業用水前処理工程での凝集分離

沈殿槽の設置面積を1/5～1/10にする

下降流路と傾斜板上向流路を組み合わせた高性能の沈殿装置です。
沈殿性能が一般的な沈殿槽の3倍以上の性能があります。
第12回日本産業機械工業会長賞を受賞（昭和61年）

特長

• 設置面積は、従来の沈殿槽に比べ1/5～1/10となります。
• 処理水のSS濃度は、通常5ppm以下となります。

微細気泡を付加し凝集物を浮上分離する方法で、油脂を含む場合や濁質の比重が小さい凝集物の分離除去に適しています。沈殿法より設置面積が小さく、1/5～1/10容量で凝集物の分離が可能です。浮上分離汚泥を高濃度で回収でき、汚泥の減容や脱水処理の効率が向上します。

用途

• 界面活性剤排水の凝集分離
• 油系排水の凝集分離
• 食品工場排水前処理工程での凝集分離

高濃度から低濃度の有機性排水や窒素含有排水及び無機窒素（アンモニア、硝酸排水）の処理に適用します。
良好な水質が得られる高次処理や省エネルギー型、運用コスト低減型、高負荷に対応する省スペース型の設備まで幅広く対応し、原水の性状や放流基準条件に最適の生物処理システムをご提案します。

各種生物処理法

• 活性汚泥法
• 接触酸化法
• 流動担体法
• 脱窒処理
• 浸漬膜法
• 汚泥減容化システム

砂ろ過処理

前段処理（凝集沈殿処理など）で残留したSS（浮遊物質）をろ過装置で分離します。

活性炭処理

溶存残留する有機物成分（COD、n-Hex抽出物質、色度など）を活性炭塔で吸着除去します。

用途

• 河川放流や再利用に対応する高次処理
• COD、n-Hex規制対応
• 界面活性剤などの除去
• PFAS除去
• 排水処理内三次処理

UV（紫外線）と酸化剤を用いて、強力な酸化剤（OHラジカル）を生成し、有機物の分解を促進します。
活性炭吸着前にCOD成分の分解を行い活性炭への吸着を容易にすると共に活性炭の交換周期（寿命）の延長を促します。

用途

• 難分解性の有機物の分解
• 抗生物質の失活
• 後段、RO膜·活性炭の延命

水中の雑イオン類に対して、樹脂を使用して脱塩や重金属除去に利用します。排水処理水をイオン交換処理して塩濃度を下げて再利用します。貴金属の回収用途にも有効です。イオン交換樹脂は、低価格から高品位のものまで用途に応じ選択します。

用途

• 排水の純水再利用
• 重金属の高度除去

精密なろ過膜を用い微粒子や液中の高分子から塩分の除去まで物質を用途に応じ選択的に分離でき、用途に応じた設計が可能です。

ろ過膜の種類

• 精密ろ過膜（MF膜）
• 限外ろ過膜（UF膜）
• ナノろ過膜（NF膜）

用途

• 工業用水のろ過
• 逆浸透処理設備の前処理
• 超純水装置の最終ろ過

逆浸透膜（RO膜）

精密ろ過やAOP処理、活性炭及びイオン交換、RO膜ろ過などの処理の組み合わせにより用途に応じた高次処理設備の設計が可能です。

用途

• 半導体製造排水の純水回収
• 各種製造工程排水の再利用
• 各種排水から雑用水利用

減圧下で排水に熱を加え、40℃～60℃の中温で水分を蒸発させ、蒸発しない成分を濃縮させ排水の減容化をします。
海水を蒸発濃縮処理して淡水化にも利用されています。

用途

• 高濃度排水の減容化
• 難分解排水の減容化

汚泥の種類、用途、運用コストを考慮し適切な脱水機を選定します。

脱水機各種

• フィルタープレス
• スクリュープレス
• スクリューデカンタ（遠心分離）
• 多重円盤
• ベルトプレスetc

用途

• 凝集汚泥の減容化
• 生物汚泥の減容化